| HIV project |
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| 1. 薬物依存症者とエイズ(HIV/AIDS) | |
| 薬物依存症者は、注射器の共用や無防備なセックスを続けることにより、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染する可能性があります。HIVは血液、精液、膣分泌液などを介して感染するウイルスですから、注射器を用いる薬物依存症者は、特に感染のリスクが高いと言えます。全国の精神科医療施設を対象にした調査1)から、覚せい剤患者の約4割がC型肝炎ウイルス(HIVと同様に血液を介する感染症)に感染しており、注射器の共有も多くの人が経験しています。注射薬物使用を感染経路とするHIV感染者数は、それほど多くない現状にありますが、これはあくまで氷山の一角とも考えられ、適切な予防サービスが行われなければ、薬物依存症者の間で今後HIV感染が大流行する可能性は否定できません。そこで、アパリはこれらの問題に対応すべく、次の新しいサービスをスタートすることになりました。 | |
| 2. 日本初!薬物依存症者向けのエイズ予防事業をスタート | |
| @ HIV感染予防パンレットの作成 平成18年度三菱財団社会福祉事業から助成金を受け、「薬物使用者に対するHIV感染予防資材作成事業」をスタートさせます。薬物依存症者本人をはじめ、依存症治療に関わる医療関係者やエイズの専門家などが中心となり、薬物依存症者向けのHIV感染予防パンフレットを作成します。薬物依存症者が自然に手に取れるような、当事者の視点に立ったわかりやすいパンフレットを目指したいと思います。 A ヘルスカウンセリング(健康相談) 薬物使用と感染症はとても深い関係にあります。とくにHIV/AIDSやC型肝炎などの慢性の感染症の流行は深刻な問題です。しかし、感染症とは文字通り、他人から感染(うつ)るもの/他人に感染(うつ)すものであり、つまり予防することができるものなのです。そのためにはまず正しい知識をもつことが重要です。HIVは注射薬物使用だけではなく、セックスによって感染することもあるので、人に相談しづらいと思われるかもしれませんが、アパリでは専門のカウンセラーが相談に応じます。相談者のプライバシーは固く守られますので、安心してカウンセリングをご利用ください。相談を希望される方は、お気軽にアパリスタッフにお尋ね願います。 |
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| 1)和田清、他.薬物乱用・依存者におけるHIV感染の実態とハイリスク行動についての研究. 厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV感染症の動向と予防モデルの開発・普及に関する社会疫学的研究(主任研究者:木原正博)」平成16年度総括・分担研究報告書.2005.244-265. |